ケースその3.「病気や体調不良だからやる気が出ない」

ケースその3.「病気や体調不良だからやる気が出ない」

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ケースその3.「病気や体調不良だからやる気が出ない」

更新日:2023年6月10日

 

ケースその3.「病気や体調不良だからやる気が出ない」です。

 

もくじ

 

はじめに

 

ケースその3.「病気や体調不良だからやる気が出ない」。この場合は、

 

・医師の診断を受ける。

 

・病気や体調不良を少しでも軽減し、少しでも健やかに進める方法を自ら考える。

 

の2点になるかと思います。

 

 

医師の診断を受ける

 

信頼性の有る、視覚的な資料

 

医師の診断を受ける際は、「信頼性の有る、視覚的な資料」をもとに相談や治療を進めることが望ましいです。

 

「視覚的な資料」とは、血液検査結果の数値や、レントゲン結果などの「目に見える資料」です。

 

「信頼性の有る資料」とは、その数値を出した検査機関の素性や信頼性を自分でできるところまでは調べたり、資料自体は正しくても資料を見た医師の見落とし等も考慮しセカンドオピニオンを利用するなどして自分が調べられるところまでは調べてから、判断するということです。

 

「信頼性の有る、視覚的な資料」無しの治療の場合

 

そして「信頼性の有る、視覚的な資料」無しでの治療の結果は、運任せの要素が大きくなります。

 

ですのでこの場合で大切なことは、

 

・情報収集が、より必要。

 

・検証が、より必要。

になります。

 

簡単に言うと、上記資料有り(外科でレントゲン結果で骨折と診断された時など)よりも、上記資料無し(精神科の問診結果のみで治療方針が決まった時など)で病院にかかった場合は、早く治したり、有効な治療にするには、「より、自ら考えて調べなければならないことが多い。」ということです、ご面倒ではありますが・・・。

 

病気や体調不良の時は、考える気力も無い時が多いと思いますが、考え無しで望むと、より長期間悩む結果を引き起こす可能性が高まってしまいます・・・。

 

 

(みせかけの)権威への盲従に関する注意

 

また、日本人の意識には「(みせかけの)権威に盲従する。」というものがあり、そのために医師にかかる際にも注意が必要です。

 

(みせかけの)権威に盲従する例

「医師からの診断結果や処方薬を盲目的に納得し(盲従し)全く検証をせず何の疑問もなく継続、服用する。」

 

「弁護士や士業の方から言われたことに対して、全く自分で再検討せず、一般人から言われたことよりも信頼感を持って鵜呑みに、盲目的に納得する。」

 

「残業が規制以上でも、そういうものだと納得し、健康を害しても労働を優先する。これは会社の常識は、社会の非常識ということになるかと思います。」

 

ですので、「この人は(みせかけの)権威者かどうか」という判断材料も持ち、接してほしいなと思います。

 

(みせかけの)権威者は、「心が育っていない」という特徴が有りますので、会話の中で比較的簡単に判断できます。

 

潜在的に称賛を欲っしている、優位に立ちたい挙動がうかがえる、こちらの動揺を誘う言動がみられる等が分かりやすい特徴になるかと思います。

 

あなたがどうなろうと、これらの者は全く責任は取ってくれません。

 

また契約前や治療前は非常に親身ですので、この時点で拙速に、信頼できると判断するのは早いかなと思います。

 

ご自身の人生や判断を、何の疑問もなく(みせかけの)権威者に託すことは、これはもう、「自らの人生操縦」や「ご自身の幸せの基準」をも他者に任せてしまう形になります。

 

そのため、できれば盲従するのではなく、一旦立ち止まって「考える練習」から始めていかれて、より判断力を高めてほしいと思います。

 

ただ、このような説明後、極端な発想を持ち「全ての医師や士業を疑ってコミュニケーションするのが良い。」と思ってしまうかもしれませんが、そのような極端な発想もよくありません。

 

極端に2択での判断(YES or NO等)をしがちで、なおかつ拙速にネガティブ側(NO)の判断を下してしまう傾向のある方は、人生において大事な「考え力」や「工夫する力」を高める機会をみすみす逃すことになってしまいます。

 

あくまでもみせかけの権威者に盲従するのは止めましょうというだけです。

 

世間を見ると、みせかけの権威者に従ったために人生がつらくなり、しかもその責任は自分自身で背負うしかないという大変な状況の方が多くいらっしゃるように感じ、できればそういう盲従は止めてほしく思い、このような文章を書かせていただきました。

 

うつ病

 

そしてうつ病に関してはやや唐突ですが別項目としてここで紹介していきますね。

 

もしあなたが今、どこかの従業員で、

 

「一時的な身体の不調(めまいやお腹の調子が悪い等)で病院で診てもらい、診断結果が自律神経系の不調という曖昧な結果だった。」

 

という状態である場合は、それは、うつ病の入り口です。

 

脳が継続的にストレスを感じ、身体に不調を引き起こしているという状態です。

 

脳が身体に対してこのようなサインや警告(イエローカード)を送ってくるのは、「健やかな日常生活を逸脱している」ことを示しています。

 

人生において脳がこのような警告を発するのは稀なケースですので、それほど脳がやむにやまれず警告を発せざるを得ない心身の状態であるということをまず気づいてください。

 

ここで本気で休息するという選択をする人は、日本社会において残念ながら1割もいないかと思います。

 

ただ実際には、今すぐに2か月休んだ方が、あなたご自身にとっても、周囲の人にとっても、実は得します。

 

脳からの警告がイエローカードではなくレッドカード(外出も困難になる等)になった際は、うつ病です。

 

うつ病になると、数年単位で何もかもがストップします。

 

ですので日本の労働環境や、あなたの性格として、「まとまった休職(数週間以上)は不可能」だとお考えかもしれませんが、その後の大きな損失と比較すると、その程度の休息は問題ではありません。

 

自分を守れない/気遣えない人が、他人を気遣うというのは論理が破綻しています。

 

何度も脳から警告がある場合は、必ず休んでください。

 

世界から見ると、そこまで会社に奉仕するあなたは特異な、稀なケースです。

 

休んでください。

 

病気や体調不良を少しでも軽減し、少しでも健やかに進める方法を自ら考える。

 

はじめに戻りますが、「病気や体調不良だからやる気が出ない」場合は、

 

・医師の診断を受ける。

 

・病気や体調不良を少しでも軽減し、少しでも健やかに進める方法を自ら考える。

 

が良いのではと記載しましたが、ここからはその

 

「病気や体調不良を少しでも軽減し、少しでも健やかに進める方法を自ら考える。」

 

方法や例を挙げていきますね。

 

1例目

しんどいから、しんどくない人が行わない独自のことをする(独自のことをせざるをえない)。

 

結果として、それがあなたの強みに変わる。

 

例えば、

 

しんどくて起きられない。

 

→寝ながらパソコンで収入を稼ぐ方法しかできない。

 

→数年後、サラリーマンよりも充実した人生になった。